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福井良盟((公財)吉野山保勝会 理事長)からのメッセージ

吉野山保勝会は、大正五年聖地吉野山の伝 統を守り続けることを目的に、当時のリーダー達が智慧を搾り尽くして設立した組織です。現在は数々の伝統の中「吉野山の桜」を保持、育成することを主たる事業としています。

 

桜には不思議な力があります。日本人にとっては特別な花ということができます。吉野の人達と山伏は「蔵王権現のご神木」という位置づけで、桜の木を大切にしてきました。

 

見事な花を咲かせる春だけではなく、五月のお礼肥に始まり、下草刈り、つる切り、寄生木の除去、林地の清掃等々、そして冬には枯損木を処理して六月に採取したさくらんぼから育てた次世代の桜を植樹します。

 

しかし近年、桜の樹勢に翳りが見えてきました。大和ハウス様をはじめ、全国の個人・団体のご支援を賜り、原因を究明する為の様々な調査を実施、新たな桜樹林管理のあり方を模索すると共に、日本の心、日本人の誇りである吉野山の山桜を立派に再生したいと願っています。

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