REPORT

―寧楽づくし工芸展― 代をつなぐ

2021年4月2日(金)~4月8日(木)の期間、

東京都新宿区新宿にある柿傳ギャラリーにおいて「―寧楽づくし工芸展― 代をつなぐ」が開催されました。

 

【背景】
奈良の工芸は、墨、筆を始め木工、陶器、漆器、竹製品、一刀彫など多種に亘り多くの工芸家が活躍しております。

 

多くの寺社や旦那衆と呼ばれた方々の下、1300年の長きにわたり此の地で育まれ代を繋いで参りました。又、 村田珠光により侘茶の始まりとして歴史を重ねて参りました。

 

現在、一県で木、陶、漆器、釜、竹(茶筌)、など茶道具に使用される道具を生産している稀な場所であり、この文化を将来に引き継いでいく事が大変重要な課題になっております。

 

今回は、この地において一部ではありますが、現在活動している作家と、次代を担う後継者達の作品をご紹介します。

 

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本展の売上の一部はDaiwa Sakura Aidを通じ、吉野山の桜育成のために寄付されました。

 

2日目には唐招提寺 執事長 石田太一師による特別講演会「代をつなぐ—唐招提寺歴代の高僧たち—」も開催されました。

 

お越し頂いたみなさん、ありがとうございました。

 

【出品作家】

川邊庄造・川邊尚子、久保左文・久保左元、坂本曲齋・阪本善裕・阪本修、武田高明・武田明(五十音順)

 

 

 

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